文鳥が病気になったら、鳥専門の獣医さん、そして、とにかく保温!
でも、保温方法がわからない…どうしたらいいの?
突然のことに動揺して、困ってしまうことがありますよね。
私がいろいろ試して、一番良かった方法を教えます!!
文鳥の体調不良には、保温、保湿。保温器具について。
病院でも、保温するなら、26℃から32℃まで温めること、と言われます。
文鳥が膨らんでいるのは、寒い証拠です。ふくらみがとれるまで温める必要があります。
実感としては、重症の文鳥は34℃まで温めてやっと膨らみがとれ、餌が食べられる状態になりましたが、病院では多分暑すぎますと言われましたので、ある程度調整しました。
温度計、湿度計で確認しないといけないので、用意して、鳥の近くに設置してください。
保温器具は保温電球がおすすめです。ケージの中では火傷が心配なので、ケージの外に、金属製のラックやブックスタンドに掛けての使用が良いですよ。
暑すぎると心配なので、私はサーモスタットも使っていました。
保湿には、濡れタオルをケージの端にかけると良いです。
文鳥の効果的な保温方法
呼吸する空気を温める必要があるので、ビニールカバーを使用しますが、それだけでは、温度を保ちにくいです。
そんな時は、ダンボールでケージの前面以外を囲うとかなり効果的です。
ケージの中が暗くなるので文鳥が気の毒に思えたら、明かり取りの窓をいくつか開けると良いかなと個人的には思っています。
仲良しの文鳥の姿が見えると元気が出ることもあるので、我が家では、面会窓?も作っていました。
こちらの写真です。ダンボールがオムツのですみません。
虫カゴを加工し、水と餌、止まり木が入っていて、キッチンペーパーを敷いています。
狭くてかわいそうかと思いきや、体調不良だとじっとしているので、良くなるまではこの状態が保温しやすいです。
重症だと、止まり木にとまっていられないこともあり、そんな時にも虫カゴは役立ちます。
このように保温される場合は、文鳥を良く見て、回復してきたら普通のカゴに戻し適宜、保温を続けてください。
文鳥の保温についての注意点。
通院などの移動時には、カイロが役立ちます。
私の場合、さきほどの虫カゴをキャリーとしても使用していますので、4面の外側にミニサイズの貼るカイロを貼っていました。かなり暖かくなります。
ただしカイロは酸素を消費し文鳥が苦しくなるので通気には注意が必要です。
普段、家で使用するヒーター、保温電球は、20w、40wでは温度が足りません。最低でも60w。
夜など、さらに暗幕や、おやすみカバーをかけると温度が上がりすぎるので、サーモスタットで何℃以上になったらオフにする、と設定しておくと飼い主も安心して寝られます。
ヒーターには布やビニール、ダンボールが直接触れて火事にならないよう注意しましょう。
また、保温電球に水がかかると電球が割れることがありますので、水がかからない位置に設置しましょう。
病鳥を保温するときは、健康な文鳥とは離して保温します。健康な文鳥の適温と違うので、寂しいでしょうけど仕方ありません。
一番大事なのは、文鳥の様子。
文鳥が膨らんでいたら寒い合図、口を開けてハアハアしていたら暑い合図です。
文鳥の様子をよく観察しましょう。
おかしいと思ったら主治医に、鳥専門の獣医さんに早めに見てもらうと安心です。
大切な文鳥さんの健康に気をつけて、できるだけ長く楽しく、一緒に過ごしたいものですね。
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