文鳥さんの爪切り…憂鬱ですよね。
逃げ惑う文鳥さん、慣れない保定、暴れて危なくて切れない。
ゲゲゲと普段聞いたこともないような、死にそうな声で鳴く文鳥さん。
うっかり血管を切ってしまったら、その小さい体で出血!と青ざめるし、
上手に切れても、その後しばらく嫌われてしまうという悲しいおまけつき…。
爪切り、しなくちゃいけないんでしょうか?
我が家のエピソードと共に、ご紹介します。
後半には止血剤などのオススメも書いておきます。
文鳥の爪切りは、なぜ必要か
文鳥は爪が伸びてくると、クルクルと丸まってしまい、止まり木にうまくとまれなくなることがあります。
また、ケージの網に引っかかったり、放鳥の際、飼い主の服に引っかかって怪我をする危険があります。
骨折などですね。
野鳥などは、自然の木などの凸凹で削れたりするので、それほど伸びたりすることはないようです。
自然の木を止まり木として設置していると、削れやすいというのはありますね。
人工的なヤスリ型の止まり木は論外です。かわいそうなのでやめてくださいね。
我が家の文鳥さんの爪切りエピソード1
小学3年生から文鳥さんを飼っていますが、1代目は桜文鳥の女の子で、5年目くらいで不注意で逃がしてしまいました。
その間一度も爪切りしませんでしたが、全く問題ありませんでした。
2代目は、中学1年から飼っていた桜文鳥さんで、大変懐いてくれた男の子です。
ある日学校から帰ると、父が真っ暗な部屋でうなだれています。
聞くと、文鳥の爪を切っていて誤って出血させたとのこと。
線香で止血したそうですが、事前に言ってくれれば、血管を透かして確認するようにと伝えておいたのにと父を恨みましたが、仕方ないです。
それ以降、怖くて一度も爪切りしませんでしたが、全然伸びませんでした。
一階から二階に、二階から一階にと自由に放鳥しまくっていましたが、服やカゴに引っかかることもなく、7年、元気に生きてくれました。
我が家の文鳥さんの爪切りエピソード2
3代目は2羽。どちらもイノ文鳥の女の子です。
はじめは一人暮らしのワンルームマンションで飼っていましたが、結婚して連れてきました。
一羽は5年目の今年、感染症で亡くしましたが、もう一羽はまだ健在。
その一羽は、以前、二度目くらいの爪切りの際、暴れてうっかり、出血させてしまいました。
すぐ用意していた線香に火をつけましたが、プクーって溢れてくる血に動揺してしまい、手がガクガク震えて目測を誤る誤る。
文鳥を保定している自分の左手に何箇所も焼き入れちゃいましたよ。
しばらく焼き跡ついてました…。
その後無事、線香で止血できましたので、文鳥さんは元気ですが、もうトラウマですよね。
我が家の文鳥さんは、ほとんど爪切りしてません。
1代目と2代目は木製の止まり木でしたし、毎日家の中で放鳥しまくっていたので、なにかと削れて伸びにくかったのかもしれません。
また、当時はシードの餌しかあげておらず(人間の食べ物は時々勝手に食べてましたけど)、エッグフードなどのタンパク質を与えていなかったので、そういう面で伸びづらいなどあったのでしょうか?
今家にいる3代目は、プラスチックの止まり木かつ、家に小さい子供がいるので放鳥の時間を控えているためか、過去の文鳥よりも伸びやすいです。
かなりしっかりした爪なので、気になった時は、本当に時々ですが切っています。
骨折したら可哀想なので。
母が遊びに来てくれた時なら母に捕まえていてもらい、二人掛かりで切ります。
一人で行う時は、一度に1箇所か2箇所のみ。(親指と中指みたいな位置のもの)
その後かなり嫌われて寄ってきてくれないし怖いので…半年に一回くらいですかね。
4代目は迎えてから7ヶ月の弥富の桜文鳥ですが、一度も切ってませんが全然伸びません。
プラスチックの止まり木ですしエッグフードもあげてますし放鳥も多くないですけどね。
個体差だと思います。
追記 : 迎えてから一年以上経ちましたが全然伸びません。ので爪切りしてません。
文鳥をよく観察し、伸びて危ないようなら、切ってあげる。
全然伸びないなら、放っておいても問題ないと思います。
文鳥の爪切りグッズ、オススメの止血剤
爪切りは、ペンチ型がいいかなと思いましたが、普段自分の爪を切るのに使っている小さめの爪切りが一番扱いやすかったです。
赤ちゃん用のはさみ型の爪切りでも挑戦してみましたが、切れ味悪くパワー足りず、全然ダメでした。
爪切りの時に用意しておくのは線香とライターでもいいですが、私のように動揺しやすい方には止血剤がオススメ。
小麦粉でもいいらしいんですが、すぐには止まらないみたいです。
文鳥の爪切りが自分で出来ない場合
最後に、爪切りがどうしても怖い方や、手乗りじゃない荒鳥さんなどは、
捕まえて切るのも大変でしょうし、暴れて逃してしまうと、
カゴに戻すのも一苦労だったりしますね。
(部屋の中で捕まえられないときは、電気を消すと文鳥がじっとするので、
その隙に捕まえるのがおススメです。)
自分で爪切りできない場合は、小鳥専門の動物病院や、ペットショップでも切ってくれたりもします。
私は、病院に連れて行くのが文鳥のストレスになると思うので連れて行きませんが、そういう方法もあります。
健康診断を定期的にする方もいらっしゃいますからね、そういったことのついでにやってもらうのはいいですね。
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